私は2年間、アフリカに住んでいたことがあります。
壮大な自然、ゆとりある時間、お年寄りに優しい若者たちに出会いました。　
一方、食事は毎日同じ、政治は変わらず、宗教は1つ、そんな生活も体験しました。　
そして、結婚相手すら自分で決められないと、嘆く友人も目にしました。
自分の人生を選べない、そもそも選択肢すらない、それは寂しいことです。

日本に戻り10年が経ちました。

我が家の食卓のには、あのメーカーのしょうゆがいつも置いてあります。

私のクローゼットの中には、あのブランドの洋服ばかりが並んでいます。

大手の商品は、いつでもどこでも購入でき、安定した品質と手頃な価格が魅力的です。

しかし、そんな商品やサービスばかりに囲まれた生活は、どこか寂しさを感じませんか。

 

私たちの使命は「もう一つの選択肢を残す」ことです。

消費者にとって、購入における「もう一つの選択肢」。

労働者にとって、働き方の「もう一つの選択肢」。

選択肢があることは、私たちの生活を豊かにしてくれると信じています。

 

そんな「もう一つの選択肢」を提供しているのは一体誰でしょうか。

それは、地方で小さな商売を営む、商人、職人、生産者、起業家の方々です。

私は、そんな彼らの商売を「スモーカル・ビジネス（Small&Local Business）」

と呼んでいます。

 

我が国で起業を志す方の多くは、30代から40代というデータがあります。

まさに私も40歳になる誕生月に起業しました。

次世代に「もう一つの選択肢」を残す。

そのために私たちはスモーカル・ビジネスに取り組むアラフォー世代を応援しています。

 

日本の消費者と労働者にとって「もう一つの選択肢」を残す。

アフリカをはじめ、世界の生活者にとって「もう一つの選択肢」を残す。

それが私たちアクトミライです。